これまでのボクは負けるのがイヤで、すべての勝負から逃げ出していたのです。 逃げることは、負けることにすら劣ること... 負ける痛みにくじけず、戦い続けなければ勝つことはできないと... ボクの好きな人たちが教えてくれたのです
選択を逃げ、最後の時間にわざと目をつむり、消極的にその世界に留まることもできます。その場合は積極的に選んだ場合と、違った生き方になるでしょう・・・。 梨花どうか逃げないで。どちらの世界を決断したとしても、戦い抜いて選んだ世界は必ず素晴らしくなる。だから梨花、決して戦わぬことで、片方を選ばぬように、 悩まぬ選択肢の中で人間が満足することは絶対にないのだから。