…なんとなくわかった気がする… …なぜ天才であるはずのオレが おまえにかなわないのか… 守りたいものがあるからだとおもっていた・・・ 守りたいという強い心が 得体の知れない力を生み出しているのだと・・・ たしかに それもあるかもしれないが それは今のオレも おなじことだ・・・ ・・・オレはオレの思いどおりにするために・・・楽しみのために・・・敵を殺すために・・・そしてプライドのために闘ってきた・・・ だが・・・あいつはちがう・・・勝つために戦うんじゃない ぜったい負けないために限界を極め続け闘うんだ・・・! だから 相手の命を絶つことに こだわりはしない・・・ ・・・あいつはついに このオレを殺しは しなかった ・・・まるで今のオレが ほんのすこしだけ人の心を持つようになるのがわかっていたかのように・・・ ・・・アタマにくるぜ・・・! 闘いが大好きでやさしいサイヤ人なんてよ・・・!! がんばれカカロット・・・ おまえがナンバー1だ!!
おだやかだったさ・・おだやかで純粋だった…ただし純粋な悪だがな…ただひたすら強くなることを願った… そしてすさまじい特訓をくりかえしたさ… ある時オレは自分の限界に気づいた… 自分への怒りでとつぜん目覚めたんだ…超サイヤ人がな!!!
オレは・・・・・・・・昔のオレにもどりたかったんだ!!!!残忍で冷酷なサイヤ人のオレにもどってなにも気にせずきさまと徹底的に闘いたかったんだ!!!! 気に入らなかった・・・知らないうちにきさまたちの影響をうけてお・・・おだやかになっていく自分が・・・・・・ オ・・・オレともあろうものが家族を持ち・・・わ・・・わるくない気分だった・・・居心地のいい地球もスキになってきてしまっていたんだ・・・・・・