いつも原稿を完成し終えるといい気分になる。だれでも仕事が終わると気分がいいものだよな。しかし、気分がイイのはちょっとの間だけさ。ちょっとというのは、この完成したマンガを誰も読まないんじゃあないかと思って、不安な気分がだんだん大きくなるからさ。そして、来週は誰も読んでくれなくて、ひょっとしたら、何をかいていいかわからなくなって、何もやる気が無くなるんじゃあないかと不安になるのさ
子供の頃に想像してた「大人の自分は」…もっとこう…ブッ飛んでた!! このままここを 一生の仕事場と決めてしまっていいのか…? なんの引っ掛かりもなく堂々と言えるのか…? 「これが…」 「俺の一生の仕事です」…って
そこはプロ意識のせめぎ合い。万全を期した上で完璧な報告をするのは確かにプロさ。でもそれは空調完備の部屋で椅子に座ってる奴のプロ意識だ。俺たち現場は信じた仲間が任せろと言ったら任せるのさ。どっちもプロだ! ただ俺は現場だ! 事務じゃねえ!