ポルナレフ、人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?「人間はだれでも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」名声を手に入れたり、人を支配したり、金もうけをするのも安心するためだ、結婚したり、友人を作ったりするのも安心するためだ、人のために役立つだとか、愛と平和のためにだとか、全て自分を安心させるためだ。安心を求める事こそ人間の目的だ。そこでだ・・・。私に仕えることに何の不安感があるのだ?私に仕えるだけで、他のすべての安心が簡単に手に入るぞ。今のおまえのように死を覚悟してまで私に挑戦することの方が不安ではないかね?おまえは優れたスタンド使いだ・・・。殺すのはおしい ジョースターたちの仲間をやめて私に永遠に仕えないか?永遠の安心感を与えてやろう。
おれはこれから死ぬんだな 決定的に JOJOはいともすんなりそれを受け入れた 恐怖はなかった 痛みもなかった 後悔もなかった 「やるだけやったんだからな」 そう思った。 圧倒的悪の前にあるのは氷のように冷たい冷静な死にゆく自分を見る目だけだった
もしも魚が絵を描いたとしよう。何を考えているのかはわからなくても、絵を描く動物は殺しにくくなる。「感情があるのではないか」直感的に、僕たちはそう考えるはずだ。表現する、ということにはそれくらいの価値がある。
人は生まれながらに弱さを抱えて生まれてくる生き物です。それは人格的な欠陥かもしれない。容姿であるかもしれない。生まれた境遇かもしれない。誰もがそれぞれ折り合いのつかない自分を抱え苦しんで生きている。残念ながらその苦しみから逃れる術はありません。ですが抗う事に苦しむ事もできる。自分の弱さに翻弄され苦しむだけではない。自分の弱さと向き合い、抗い、変わろうと苦しむ事もできる。
理想を誰かに求めてはいけない。 それは弱さだ。憎むべき悪だ。 罰せられるべき怠慢だ。 自分に対する、周囲に対する甘えだ。 失望していいのは自分に対してだけであるべきだ。 傷つけていいのは自分だけだ。 理想に追いつけない自分だけを嫌えばいい。
考える そう、考えて、考えて、ひたすら考え抜く もっと考える、答えが出るまでね そして、出した答えは何があっても最後まで貫きとおす それが決断をゆだねられた者の負うべき責任だと私は思う 無責任な言い方に聞こえるかもしれないが……悩み、考えたまえ 真剣に悩み、苦しみ、ギリギリまで時間をかけて君自身が納得できる答えを見つければいい (ウッドロウ・ケルヴィン)