痛い目見て、迷惑かけないと解らない気持ちだってあるさ。人生の底まで落ちて初めて、解る気持ちだってあるさ。綺麗なものに反発して、でもドロドロになって初めて、綺麗なものが恋しくなったりもするさ。痛みには優しさが必要で、暗闇が目立つにはお陽さまが必要で、どっちも馬鹿に出来ない。どっちも無駄なものじゃない。だから、つまづいて間違っても、それは無駄じゃないさ。「無駄にするもんか!」って思ってれば、きっと自分を育てる肥やしになるさ。
島の民達は人間に虐げられた永い差別の歴史に目を閉じて、人間に殺された英雄と王妃の死を時間の河に受け流し…!!未来を少し変えてみようと歯をくいしばり…!!その署名に名を連ねた!!!この強く優しい決意がお前達にはなぜわからない!!