やなせたかし
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2016年7月26日 2:45 PM #9160
ぼくらはみんな生きている 生きているから歌うんだ ぼくらはみんな生きている 生きているから悲しいんだ
2016年7月26日 7:36 PM #9161忠君愛異国の思想で育てられ、天皇は神で、日本の戦争は聖戦で、正義の戦いと言われればその通りと思っていた。正義のために戦うのだから生命を捨てるのも仕方がないと思った。しかし、正義のための戦いなんてどこにもないのだ。正義は或る日突然逆転する。正義は信じがたい。
2016年7月27日 3:13 PM #9162ぼくらも非常に弱い。強い人間じゃない。でも、なにかのときには、やっぱりやってしまう。ヒーローというのは、そういうものだと思います。
2016年7月27日 7:55 PM #9163当時、顔を削るのは残酷です、やめてくださいという抗議をもらいました。だからぼくはすぐに返事を書いたんですよ。「アンパンが食べられなかったら、それはまずいパンです。アンパンが食べられるのは当然のことです。少しも残酷ではありません」(笑)。
2016年7月28日 4:36 PM #9164ぼくら夫婦には子供がなかった。妻は病床にアンパンマンのタオルを積みあげて、看護婦さんや見舞い客に配っていた。アンパンマンがぼくらの子供だ。
2016年7月28日 8:43 PM #9165当時マルチタレントと言われました。食うに困るようなことはなかったですが、生活は安定しないし、本業の漫画が売れないのではしょうがない、と思っていました。いろんなことをやる人だが、アイデンティティがない、と言われました。確かに私にはアトム、ドラえもんがなかった。
2016年7月29日 5:12 PM #9166ほら煌めくよ 君はやさしいヒーローさ
2016年7月29日 10:21 PM #9167敗戦を経験して、本当の正義とは一体なんなんだろうと考えたんですね。それまで正義の軍隊だったはずの日本軍が、戦争が終わったとたん、中国から悪魔の軍隊だと言われるわけです。正義というのは国によって違う、非常に頼りないものだと感じました。
2016年7月30日 6:50 PM #9168ホントにキャラクターっていうのはフシギでね、それ自体がもう生きて、そのひとつの人生をたどっていくんですよ。
2016年7月30日 11:49 PM #9169白紙の魂にしみこむものだから、漫画に限らず、子どもに関わる人間は、良心的で面白いものをつくる責任があるんです。
2016年7月31日 1:13 AM #9170不況というより、全体的に面白い作品が少なくなってきてるんじゃないかなあ…血まみれや、セックス描写の激しい作品が多すぎて、それがエスカレートしている感じ。売れるからなんだろうけど、バイオレンスとポルノだけでは衰えていくよ。質を問われる試練の時代に入っている。
2016年7月31日 7:33 PM #9171まあ、アンパンマンが光だとすれば、ばいきんまんは影です。影を作ったことによって、急に話が面白くなって、アンパンマンのストーリーが生きるようになりました。
2016年8月1日 2:06 AM #9172文章が上手い人じゃなくて、 人生が小説のようになってる人が小説家。 みんな人生で書いてるんです。 何かがあって、その軌跡の上を滑っていくわけ。漫画家もそう。
2016年8月1日 7:54 PM #9173まあ良いっていえば良いんだけど、好奇心が強くてね。それは俳句でも、詩吟でも、釣りでも良い。何か熱中するものがあれば、そのなかから何か出てくるものがあるんですよ。僕の場合は”三かく主義“っていっているんですけどね。詩を書く、絵を描く、恥をかくって(笑)
2016年8月2日 3:30 AM #9174僕は今年で91歳ですから先の戦争に兵隊として参加していて。「これは正義の戦いだ」と言って送り出されたんですが、敗戦を迎えると一転、今度はぼくらが悪者になってしまったんですね。
2016年8月2日 8:37 PM #9175マントはそれぞれちがうけど こころは似てるなかよしマン! パンの仲間のきょうだいさ おんなじ釜の熱い火に 焼かれてできたぼくらだよ くじけはしない燃えるたましい
2016年8月3日 4:50 AM #9176本人が元気がなくなってくるとね、キャラクターも元気がなくなる。だからずーっとみていくとですね、 マンガ家がどんどん老いてきますとね、そうすると、キャラクターもなんとなくね、老いてしまって、 はじめの活力がないんですね。絵はうまくなってくるんだけどね。
2016年8月3日 9:36 PM #9177みかけはみんなちがうけど 胸に溢れる血は同じ 言葉なんかはじゃまっけだ! 手をとりあえば分かりあう
2016年8月4日 5:09 AM #9178本当の正義というものは、決して恰好のいいものでは無いし、そしてそのために必ず自分自身も深く傷付くものです。
2016年8月4日 10:04 PM #9179メッセージが必要なんです。おもしろくすることばかり考えていると、肝心なものが抜けてしまいます。ただおもしろいというだけではいい作品とはいえません。芸術映画でなくても、見る人の心に残るメッセージは必要不可欠、それが僕の作品を作る上での信念なんです。
2016年8月5日 5:30 AM #9180漫画家でも、作家でも何でも良いんです。経験したことすべてが役立つんです。だから失恋しても、泥棒にあっても、戦争にあっても、病気しても、目の前に起こることすべてが役立つんですよ。僕にとって漫画っていうのは、それを集約して作品にしていくってことなんですね。
2016年8月5日 11:09 PM #9181もし自信をなくして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけおもいだせ そうさ空と海をこえて 風のように走れ 夢と愛をつれて 地球をひとっ飛び
2016年8月6日 12:29 AM #9182愛欲小説を書くには、多少なりとも作家本人がそういう人間でないと書けません。同じように、バイ菌と闘う場面を描くには、やはり病気と闘うのは宿命なのかなぁ、と半分あきらめています。
2016年8月6日 6:37 AM #9183無菌室で育った人間は、表に出たとたんに死んでしまう。バイキンと戦うことで免疫ができるしちょうどいいバランスで、バイキンと戦えている状態が健康なんですね。
2016年8月7日 7:22 AM #9184幼稚園に上がる前くらいの子供って、ほとんど本能で自分の好き嫌いとか物事の本質を判断するんです。周囲の評価とか、作った人の肩書きとかはまるで関係がない。幼児向けの絵本作家という仕事をしながら「幼児恐るべし!」と思いました。
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