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- 食事は”環境”!!体格・性格!!人体の全てを作り上げるもの!!”攻め”なきゃ損!! 0
- 権力者と市民が対立したとき、軍隊が市民の味方をした例は少ない。それどころか、過去、いくつもの国で、軍隊そのものが権力機構と化し、暴力的に民衆を支配さえしてきた。 0
- かつてわたしは、人が善良であることを知性の放棄のように思って、深く軽蔑していたものだが… じつは、善良であり続けることには、ある種の知性が必要なのだな。なぜなら知性こそが、人間が人間らしくあり続けるための燃料なのだから 0
- 衆愚(しゅうぐ)という言葉があるように、人は群れを為すほどにその愚かさを増す。 その中に放り込まれればいかに突出した人間も、否、突出した者こそ数的暴力によって塗り潰されるだろう。 そこでは個人の意志も資質も性格も、ましてや感情など考慮されようもない。 1
- 間は救いきれぬ。生きていく以上、どうあっても報われぬ者が出てしまう。全ての人間は幸せになどなれぬ。ならば救われなかった人間とは何だ。その一生は何をもって報われるのか。 答えはない。無限と有限に等しいのだ。救われぬ者がいなければ、救われる者が吐き出されない。ならば救済など、ただ巡るだけの金貨と同じだ。 人問は救われない。世界に救いなどない。だから死を記録しようと思った。物事の最後までを記録して、世界の終わりまでを記録して、一から最後までを検分する。その上でなら、一体何が幸せだったのか判別がつくだろう。 報われない者も救われない者も、その全てを一から見なおす事ができるのなら―何が幸福と呼ばれるものかを判断できる。世界が終わった後、この出来事こそが人間の意味だったと解るのならば無意味に死んでいった者達にも、総じて意味が与えられるのだ。故に世界が果てれば、人は、人間の価値というものを検分できる。 それだけが―唯一、共通の救いである。 0
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