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- さあ乾杯しやう 乾杯しやうじゃないか 人といふものどもに 善人も悪人もいつの世も 人はくり返す 膿むには余りに長く 学ぶには余りに短い 時の螺旋上 だからこそ好く欲し 好く発するのだらう? 命など 陽と地と詩とで 満たされるほどのものなのに 2
- 他人は自分を映す鏡であるという。 つまるところ、他者も所詮は自分というフィルターを通して見た虚像にすぎないということであり、故にあるのは自分という存在だけ。 結局、人が考えるのは自分のことだけなのだ。 1
- 『常に全開なんじゃねえの?』 そうだ 冷静に考えれば、そんなことある筈が無い どんなに霊力が高かろうと、その霊力の栓を常に全開にしていては、 すぐに霊力が枯渇してしまうはずだ! 『霊力をコントロールなんて、したことねえんだ』 霊力のコントロールが出来ないということは、つまり霊力を持て余しているということだ もし蛇口を捻ってとんでもない量の水が出てきたなら、大抵の人間は驚いて、本能的に蛇口を締めるだろう 彼もそうだったとしたら 黒崎一護。 彼の普段の霊力が、常に閉じた状態…なのだとしたら。 そして、何かのきっかけでそれがこじ開けられたならば―― 0
- 最後に人を助けるのは神じゃない、人なんだ。できるよ、貴方なら、できる 0
- この英霊サマは、よりにもよって 戦場が地獄よりもましなものだと思ってる。 冗談じゃない、あれは、正真正銘の地獄だ。 戦場に希望なんてない。あるのは掛け値無しの絶望だけ。 敗者の痛みの上にしか成り立たない。 勝利という名の罪過(ざいか)だけだ。 なのに人類は、その真実に気付かない。 いつの時代も、勇猛果敢な英雄サマが、 華やかな武勇談で人の目をくらませ 血を流すことの邪悪さを認めようとしないからだ。 人間の本質は石器時代から一歩も前に進んじゃいない。 53
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