なんのために生まれて、なにをして生きるのか。という歌詞があります。これは、ぼくの人生のテーマソングでもあります。ぼくはみんなが楽しんで喜んでくれるのが一番嬉しい。でもすぐにそれが分かったわけではないんだよね。
自分は何なのか、天職としてやっていくということは何なのか、ということはとても分かりにくいんですね。ぼくはナンセンスとかメルヘンとかいろいろやって、あっちもダメとやっているうちにやっと座り心地のいいところに行き着いた。
自分の望むものを作るためにはスタッフと数多く戦わなくちゃいけない。時には相手を力尽くでねじ伏せなきゃならない時もあるんだけど、年を経て気持ちが柔らかくなってきたため、それができなくなってしまったんだな。