デューク東郷

覚えておく必要のない過去は、早く忘れる事だ

この世界は、病的な用心深さと、それ以上の臆病さを持ちあわせている奴だけが、生き残れる資格を持っているのだ・・・

ふふふ……女は信用しないことだ……

お前の目は、死にゆく者の目ではなかった‥‥‥死に直面した者の目は‥‥‥ なんとも言えない光を帯びる。その目を俺は何度も見て来た

普通の世界なら未熟は恥じることでは無い・・・だが、俺たちの世界では、未熟なものに、”いつか”は、決して訪れない・・

おまえ……プロの掟を知っているな? プロは二重に仕事をひきうけないことだ……

経験の浅い女が、さも経験豊富なようにふるまう………………白けるものだ………

依頼者の立場が‥‥‥世に正当と思われているかどうか、は、 俺が仕事を受ける条件に、入ってはいない‥‥‥

仕事に移る時は・・・人間を”殺す”なんて、考えないことだ・・”事（こと）”を処理する、と考えるだけでいい・・・でないと・・筋肉の”緊張”を、みる・・・

容姿や言葉だけで俺を同胞と判断するのは勝手だが、それは日本人が持つ一番危険なセンスだな。