俺は今まで江戸を護るなんざただの任務としか捉えてこなかった 真選組が真選組であるために 俺達が侍であるためにただ剣を振るってきた だが今 心の底から思うよ ――江戸を護りてぇ 俺達の居場所を護りてぇ 近藤さん 俺はようやく真選組になれたよ
すまなんだ そなたら武士は将軍の側で華々しく散るのが本懐であっただろうに..忍と同じく、日陰に散る道につき合わせてしまったな/ ヘッ どうせ土の肥やしになるなら花道だろうがあぜ道だろうが同じだ なら..俺は俺の大将の隣で死ぬ (百地乱破/土方十四郎)
許しを乞うつもりも、許してもらえるとも思っちゃいねェよ そんな身で、罪を裁くつもりもさらさらねェ… だが罪は裁けなくとも、罪を雪ぐことができなくとも、俺達にしかできねー事もあんだろ てめーと同じ過ちを犯さねーよう、止めてやる事はできる 過ちを受け止め、前に進む術を教えてやる事はできる 俺ァどっかのものわかりのいい野郎のように、誰も救えねェなんて諦めるつもりはねェ… 悪ガキが、罪人(わるがき)見捨てたらシメーだろーが