鳥は外敵から身を守る為に群れをなしているんです/ つまり、一匹一匹じゃ弱いから、みんなで戦おうってこと?/ そうですね/ あたし達みたいに?/ はい。力を合わせれば、ダオスだって倒せるはずです (藤林すず/アーチェ・クライン)
私は、子供でした・・・体も・・・心も・・・ 忍びの『掟』に しばられ、心を閉ざしていました・・・ でも、あの人たちと行動をともにして・・・人の心や、考えの幅広さを知りました。 世界は、広いです・・・たくさんの人が、いて・・・たくさんの、出会いがあります・・・ 人は、他の人との出会いや別れをくり返して・・・大人に なってゆくものなのですね・・・
父上、母上…もうすぐ、ダオスとの決戦です 父上、母上…今、すずは迷っています …父上、本当に忍者は非情でなければなりませんか? クレスさん達と一緒にいると、なぜか、すずは不思議な気持ちになります それは…それは、すずの心の弱さでしょうか? …母上、この気持ちは何なのでしょう …私には…わかりません でも…でも、せめて…最後の戦いは…クレスさん達と心を重ねて戦いたい… それで、この身倒るることになろうとも…後悔はいたしません