その者らは主君に剣を向けてなどいない たとえ国賊と蔑まれようともたとえ国中を敵に回そうと 彼らが守り通そうとした物を私は知っている 彼らを縛るは為政者が作り上げた都合のいい法では無い 彼らが仕えるは将軍と言う空虚な器ではない 己が信念と言う法 己が魂という主君の為に彼らは闘ったのです いくら汚名を着せられようともその心は何物にも汚せるものではない
御庭番衆の務めとは将軍を護る事ではない、将軍の務めを護ることだ。 そして将軍の務めとは、その身を賭しても民と国を護る事だ。 いつか、そち達が御庭番になる時がきたら、いつか余が将軍になる時がきたら、一緒に戦えるといいな、この国がために。