園崎詩音

竹を割ったような性格と呼ばれるよりも、むしろ餅をついたような女と呼ばれたい！それが私、園崎詩音ッ！！

泣きたきゃ泣けばいい！でもね！泣いたって何も解決しない！ 何で泣くの！？泣けば誰かが助けてくれるから！？ 助けてくれる人がどれだけ傷ついてるかなんて想像もつかないでしょ！？

がんばれ魅音。私も詩音をがんばる

魅音と圭一が楽しく過ごしていても、誰も咎めない。 うらやましいなんて思わない。妬んだりなんかしない。 私が咎められたから、同じように咎められて欲しいなんて思わない

私の中の悟史くんが、体中のひびから少しずつね、漏れていくんだよ。 滲んで、漏れて、わたしの中から、どんどん君がいなくなる

離婚も失恋も、相手を愛した分だけ傷も深まります。 その落ち込みの深さは、決して悪いものじゃないと私は思います。