わたしたちは人々の救済という同じ使命を背負った存在…… けれど、彼らと過ごした日々の中でわたしは知ったの 人は救いなど必要としないということを はるか先にある幸せを信じて苦しみや悲しみを乗り越えてゆける強さを持っているということを
世界を救っても、カイルが英雄だってこと、わからないのよね・・・・。/ いいんだ。英雄になるために、戦いに行くんじゃないから。/ ・・・・カイルは英雄よ。いくつもの時代で、たくさんの人を救ってきたんだもの。/ そうかな? オレ、英雄って、もっとカッコいいもんかと思ってたけど。/ わたしも、もっと特別な存在だと思ってた・・・・でも、実際はちがったの。 普通に笑ったり、怒ったり、泣いたり、ただ元気で、 一生懸命さだけがとりえみたいな、ごく普通の男の子だった。 だれも気づいてくれなくてもいい。 だって、あなたは・・・・わたしだけの、英雄なんだから。 (リアラ/カイル)
カイルは、それでいいの。自分の思ったまま、まっすぐ走っていけば。 それで、つまづくことがあるかもしれないけど、 そういうときのために、わたしやみんながいるんだから。だから、自分を信じて、カイル。わたしも・・・・信じてるから。