もしも魚が絵を描いたとしよう。何を考えているのかはわからなくても、絵を描く動物は殺しにくくなる。「感情があるのではないか」直感的に、僕たちはそう考えるはずだ。表現する、ということにはそれくらいの価値がある。
何者としても、振る舞うことのできる君自身が、結局のところ何者でもなかった 君の核となる個性は無だ 空っぽだ 君には君としての顔がない。 のっぺらぼうだからこそ、どのような仮面でもかぶることができたということだ。