ボクシングにラッキーパンチはない 結果的に偶然当たったパンチにせよ それは・・・練習で何百何千と振った拳だ その拳は生きているのだ 試合を投げて適当に振ったパンチなど決して当たらん 当たったとしても死んだ拳では人は倒せん (宮田一郎の父)
何が違った? 学は確かに強くなっていた・・しかしオレも進歩している 力関係は昔と何も変わっていなかったハズだ 何が違う!? 昔と今と!? プロに入ってから学とオレと何が違ったんだ!? そうか それ・・・か 良くわかったよ 身を置いてきた『環境』の違いだ 本物のプロの中でもまれてきたのか・・・お前の勝ちは決まっていたのかもしれないな (今井京介)
真田にはもう一つの夢がある 未練はないだろう じゃが 世界を夢見ていたのも事実 その夢をあきらめたのが現実 願わくば ヤツが振り返った時 小さな石につまづいたのではなく とてつもなく大きな山にぶつかったのだと思わせてほしい (浜団吉)