―貴様らが何物であるか、是非は問わぬ立ち去れとは言わん。ここは我が主の望みにして、我が信念を叶える場所。その怨嗟が、この希望を望まぬというのであれば、お互いの立場は明確だ。・・・・・・ここは未来を重んじる者のみが至る梯子だ。私にも、貴様らにも踏みにじる余地はない。それを傲慢と呪うのならば―いざ、死力を尽くして来るがいい。この剣にかけて、貴様らの挑戦に応えよう―!
気持ちは、鈍く怠惰なものです。今、確かにそうだと感じ得た事が、明日にはうつろい枯れる事も不思議ではない。 だからこそ、日々の繰り返しの中で、ようやく気づく想いもあるのではないか。ただ、一瞬の熱情にすがるのではなく、寄り添って生きてこそ、育まれるものもあるのではないか。