絵本でも漫画でも、僕がいつも心がけているのは、「わかりやすさ」です。芸術的なものにも憧れますけれども、僕には向いていないみたい。もっと大衆的な、子どもからおじいさんおばあさんまで、誰でも楽しめる作品づくりがモットー。
メッセージが必要なんです。おもしろくすることばかり考えていると、肝心なものが抜けてしまいます。ただおもしろいというだけではいい作品とはいえません。芸術映画でなくても、見る人の心に残るメッセージは必要不可欠、それが僕の作品を作る上での信念なんです。