母は敵などと、ガルドスの言葉を素直に受け止めていた幼き日とは違う。ガルドス、お前の武器はその知性と言葉だ。巧みな嘘で人を操り、お前自身は手を汚さず、一切の証拠を残さぬ。ゆえに余は、お前を傍に置き続けた。お前の正体と狙いを知るためだ